0歳もOK 世田谷区桜新町の一時預かりサービス「ほっとステイ」 予約がとれなくてもあきらめないで!

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子育て
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出産からしばらく経ち、そろそろ骨盤矯正や美容院に出かけたい。でも、この小さき赤子はどうすれば…。世田谷区には、一時預かり保育「ほっとステイ」があります。私の利用体験をお話しさせてくださいね。

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赤ちゃんを少しの間、預かってもらいたい

2019年、アラフォーで第二子を出産したわたくし。成育医療センターでの無痛分娩で、出産自体はとっても楽だったのですが(体験レポートはこちら)、産後は歯やら目やら、つぎつぎとマイナートラブルに襲われました。

特に歯は重症で、何度か歯科に通うはめに。通院のたびに夫に会社を休んでもらうわけにもいかず、困っていたところ、「ほっとステイ」のことを知ります。

0歳4カ月から利用可能

世田谷区には8箇所の「ほっとステイ」がありますが、0歳児を預けられるのは、 烏山、梅丘、桜新町の3箇所のみ。0歳4カ月から利用ができます。その他の「ほっとステイ」は1歳からの利用になります。

0歳児の利用料金は、1時間につき900円(1回4時間まで)と、民間の一時預かりに比べるとかなり良心的な価格です。

1歳児から6歳児は、2時間まで1,250円 3時間まで1,850円 4時間まで2,500円、4時間を超える延長1時間につき800円(延長は最大2時間まで)です。

*その他、世田谷区では「おでかけひろば」内での一時預かりも実施されています。こちらは定員が2〜3名ととっても少ないのですが…。こちらも今後利用してみたいと思います。

世田谷区ホームページhttps://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kodomo/002/002/d00015709.html

まずは事前登録

「おでかけひろば」と「ほっとステイ」は子育てステーション桜新町内にあります。
桜新町駅北口を出てすぐ。JAのビルです。

「ほっとステイ」を利用するには、事前登録→電話予約→面談という手続きをふみ、やっと利用という流れになります。利用前に、登録と面談の2度、足を運ばなくてはなりません。

*余談ですが、桜新町駅前は、小さい駅ながら、スタバ、タリーズ、ドトール、ミスド、サーティワン、ケンタッキー、マクドナルドがあり、ファストフード銀座。さらにツタヤもカルディもあるので私は行くのが苦ではない。

まずは、各施設での事前登録が必要ということで、乳児医療証のコピーをもって、「ほっとステイ」のとなりのお部屋、「おでかけひろば」へ。

料金や利用の仕方などの説明を受けます。15分くらいだったかな。スタッフの方が赤ちゃんを寝転ばせておけるマットを出してくれたり、ずっとあやしてくれていました。「おでかけひろば」も「ほっとステイ」も、ここなら安心して預けられるなと感じます。

なかなか予約がとれないけど、諦めないで!

事前登録の際に、赤字でかかれたプリントをもらったのですが、とにかく予約がとりにくいとのこと。桜新町の「ほっとステイ」は1日10人の受け入れ。そのうち0歳児は2名まで。熾烈なイスとりゲームなわけです。

毎月1日の9:00から、翌月分の電話予約が開始なるのですが、毎月1日中には全ての日程が予約でいっぱいになるそうです。また電話予約の陣か…と成育の初診予約のときのことを思い出し遠い目。

そして、決戦の日、9:00に電話をするも、話し中。リダイアル、話し中、リダイアル、話し中…。途中からどうせ出ないだろうという諦めモードで、食パンをかじりながら電話。

12時頃やっと電話がつながったのですが、もうすべての枠は埋まってしまったとのことでした、しくしく。歯医者に行きたい日時のみ、キャンセル待ちをさせてもらうことにしました。

歯医者に行く日は、遠くに住む実母に子供を預かってもらう手配をしていました。かあさん歯医者に行きたいだけなのに、おおごとだわ。とため息をついていたところ、「ほっとステイ」から電話。キャンセルが出ましたとのこと!朗報!キャンセル待ちをしておいて、よかったです。ちなみに、こちらのキャンセル待ちも先着順になります。

「おでかけひろば」は「ほっとステイ」の隣にあります。

持ち物の準備は、ちょっと大変

そしてまたまた「おでかけひろば」に出向き、赤ちゃんと一緒に面談。普段のお昼寝の時間や授乳時間、回数、アレルギーなど、用紙に記入します。

いつも子供をなんと呼んでいるかを書く欄があり、「○○ちゃん」と書くと、すぐにスタッフの方が「○○ちゃーん」と呼んであやしてくれました。息子もにこにこ。スタッフみんな、とても優しいです。

さて、利用当日の持ち物はこんな感じ。

・利用当日連絡票

 当日の保護者の連絡先、子供の当日の体温、最後の授乳は何時か、何時まで寝ていたか、などを記入して持参。

・おくちふき、哺乳瓶、粉ミルク

 私は哺乳瓶に、1回分のキューブのミルクを入れて持参しました。

 お湯は水道水をもらえますが、気になるようであればお湯を持参くださいとのこと。

・紙おむつ

1時間に1枚以上かえるので、4時間預かりであれば4枚以上必要。私は6枚持参。

・着替え一式

1組以上ということなので2組持参しました。

・おしりふき

・バスタオル

 お昼寝用に1枚。

以上、全てに記名が必要です。紙おむつにもね。

私は、直接名前を書きたくないものは、マスキングテープに書きました。わりと水にも強いので、哺乳瓶もこれでいけます。

うちの子はまだミルクなので以上のような持ち物ですが、お食事のできるお子さんは、お弁当、水筒、お箸、おやつも必要になります。

哺乳瓶に、一回分のミルクキューブを入れて持参。
名前はマスキングテープで。山田太郎。ドカベン。

いざ、お預け当日

そして、お預け当日。ちょっと早めに行き、隣の「おでかけひろば」の授乳室を借りて授乳。お腹を満たしておきます。

「ほっとステイ」の預かりは、10時からの予約であれば10:00以降にしか入室できません。9:59でもだめ。定刻になるまで、「おでかけひろば」で待っているのがいいかと思います。

預け入れは、玄関先で完結。スタッフの方が迎えにきてくれて、その場で荷物の確認、当日連絡票の確認をします。ママが靴を脱いであがったり、荷物の支度をする必要はなく、預け入れに3分もかからなかったと思います。スピーディで助かる!抱っこ紐も預かってもらえました。ベビーカーも置いておけるスペースがあります。

お部屋はそんなに広くないですが、赤ちゃんスペースは区切られていました。おもちゃもたくさんある様子。

息子にとって、家族以外の人に預かってもらうのはこれが初めて。「◯◯ちゃーん、今日はたくさん遊ぼうね」とスタッフに抱っこされる息子を見て、涙が出そうに…。いかんいかん、と我に帰り、後ろ髪を引かれる思いで歯医者へ急ぎます。

できるものなら、また利用したい!

お迎えは予約時刻の5分前までに。歯医者帰りの、麻酔でよだれの垂れそうなママが急いで向かいますよ。

お迎えに行くと、息子はハイローチェアですやすやと眠っていました。(しっかり転落防止ベルトされてました)眠る顔を見て、一安心。「◯◯ちゃん、にこにこでしたよー」と聞き、また安心。

連絡票に、希望の授乳時間を書いていたのですが、「ちょっとぐずりはじめて、指もしゃぶり出したので早めに授乳しました」とのこと。子供の様子を見て柔軟に対応してくれたようです。

スタッフの方が息子を撫でながら「また会いたいなあ」とぽつり。私だってまた預けたいけど、予約がさ!なかなかとれないからさ!

トイレ、ミルクの回数、お昼寝の時間、今日の様子を書いた連絡票をもらって、清算しておしまい。持ち物の準備はちょっと大変ですが、利用料金は良心的だし、スタッフの方も優しく真面目で安心。また次の通院で預けられたらいいのになあ。麻酔が効いてぎこちない口で「ありがとうございました」と心からのお礼を言い、あとにしました。

>世田谷区にお住まいのママさんへ
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